nmcliを使って静的ルーティングを設定する
静的ルーティングを設定する
ubuntuに静的ルーティングを設定したので、そのメモ。
nmcliを使って静的ルーティングを設定する
特定のIPアドレスの場合にwifiを通過させたいってことがあって、手持ちのubuntuに設定した。
手順とか諸々
接続しているネットワークインターフェースの名前の確認
nmcli connection show
# こんな感じで出てくる
NAME UUID TYPE DEVICE
有線接続 1 *** ethernet eno1
mywifi *** wifi wlp3s0
docker0 *** bridge docker0
wifiのゲートウェイアドレスを確認する
nmcliの結果のDEVICEの名前を使って、ゲートウェイアドレスを確認する この場合, 192.168.20.1とわかる
ip route show
# こんな感じで出てくる
default via 192.168.3.1 dev eno1 proto static metric 100
default via 192.168.20.1 dev wlp3s0 proto dhcp metric 20600
特定のIPアドレスの場合にwifiを通過させる設定をする
nmcliで表示されたNAME(mywifi)に対して +ipv4.routesを設定する。 -ip4.routesにするとルートの削除になる。 設定後、再起動すると設定が反映される。
↓は192.168.39.*のアドレスへのアクセスをmywifiを通過させるようにする例
nmcli connection modify mywifi +ipv4.routes "192.168.39.0/24 192.168.20.1"
#設定を反映させる
nmcli connection down mywifi
nmcli connection up mywifi
ルーティングできているか確認する
ip route show
#この行があればOK
192.168.39.0/24 via 192.168.20.1 dev wlp3s0 proto static metric 600
nmcliコマンドだと永続的になる
ipコマンド、routeコマンドでもルーティング設定はできるけど、再起動すると消えてしまうけど、 nmcliは永続的になるので、再起動しても設定が残る。 wifiの設定とかGUIで見たりするよりもnmcliを使った方が楽かもしれない